ジャルダン・ホテルの朝食

　旅行３日め、ウユニでは２日めの夜が明けた。

　我われが宿泊している「ジャルダン・デ・ウユニ（Jardines de Uyuni、ハルディーネス・デ・ウユニ）」は、入口こそ小さいものの、中に入ると奥行きが広くて、ゆったりとした造りになっている。

　特に、みんなで自由に使うことができる共有空間が充実していて、部屋にいるよりも、共有空間で過ごしているほうが、のびのびと気持ちがいいぐらいである。

　朝７時に、ホテル内のレストランで朝食。ブッフェに並ぶ料理から、自分の好きなものを取ってくる仕組みだ。

　我われ３人は、レストランが開くのを待ちかねるようにやってきたのだが、この時間、客は我われ３人のみ。

　外国からの観光客の人たちも、起きてはいるんだけれど、ロビーでコーヒーを飲んだりしていて、レストランには入ってこない。

　もしかすると、この朝食は別料金なのかなあ？？

（我われのホテル代は、ツアー料金に含まれていて、個別に支払うことがないので、どこからがオプションなのかよくわからないのである。お酒などの飲み物代は、別途支払うことになっている。）

　食後は、広いロビーでコーヒーを飲みながら、改めてボリビアのコインを確認する。

　ボリビアの通貨は「ボリビアーノ（Boloviano）」。１ボリビアーノは18円ほどだ。

　写真のコインは、それぞれ１、２、５ボリビアーノだ。

　１ボリビアーノの下に、「センターボ（Centavo）」があって、100センターボが、１ボリビアーノになる。

　ブラジルだと、どこででもクレジットカードやデビットカードが使えるのだが、ボリビアはまだそのレベルには達していない。

　クレジットカードを使おうとすると「手数料が１７％かかります」などと言われる。

　そのかわり、米ドルがそのまま使えるところが多い。料金表にも、米ドルでの価格が併記されていたりする。

　１米ドルが、６．７ボリビアーノぐらいの換算率になるが、米ドルで支払った場合には、１米ドル未満のお釣り（セントでのお釣り）は出されない。