2015年9月26日土曜日

マナウスのアマゾン河


 明日からジャングル・ロッジで2泊3日を過ごす予定ではあるけれど、ここまで来たらやはり、まずはアマゾン河を見ておきたい。

 ど~んと広がるこの水面は、本当に川なのか?

 水面が流れている様子もなく、向こう岸もはるかに遠い。

 沖合を大きな船が何隻も通っていることもあって、瀬戸内海を見ているのとあまり変わりがない。


 マナウスは、アマゾン河の中流あたりに位置している。


 実は、一般的にアマゾン河と呼ばれるのは、マナウスの下流約10kmぐらいのところ(上の図の右端あたり)から下流側だけ。

 その地点で、アマゾン河の本流であるソリモインス川(上の図の左下側の川)と、大きな支流のネグロ川(上の図の左上側の川)が合流するのである。

 だからいま目の前に見えているこの川は、アマゾン河ではなくて、実際にはその支流のネグロ川なのである。

 それでも川幅が25kmもあるというんだから、すごいよなあ。

 ちなみにアマゾン河の最下流(河口部)では、その幅は350kmもあるんだそうな。350kmというと、東京から名古屋(366km)、あるいは東京から仙台(351km)ぐらいの距離だ!


 我われが泊まるホテルや、昼食をとった「ひまわり」、そしてアマゾナス劇場などがあるダウンタウンから、川岸のフェリー乗り場までは、歩いて10分ほどの距離。

 川が近づくにつれて、商店や露店が多くなっていく。川を中心に、川岸から順に、マナウスの町が発展してきたんだろうな。


 川岸にはレストランなども数多く並んでいる。

 この近くの古い市場(アドウフォ・リスボア市場、1882年開業)もにぎわうらしいのだが、土曜日の今日は午後4時ぐらいに閉まってしまったらしい。残念!


 アマゾン河(ネグロ川)に沈む夕陽をながめてから、夕食をとるため、再びダウンタウン地区へと向かった。

0 件のコメント:

コメントを投稿