2015年6月5日金曜日

クスコからマチュピチュへ


 いよいよこの旅の主目的地、マチュピチュへと向かう。

 マチュピチュには空港がないので、クスコで一泊したあと、そこからマチュピチュまでの約110kmを、車と列車で移動するのである。

 午前6時前にクスコ市内のホテル(上図右下)を出発し、マチュピチュ駅(上図左上)に着くのは午前10時前。約4時間の行程だ。

 クスコのポロイ駅の標高は約3,500m、マチュピチュ駅の標高は約2,000mなので、ウルバンバ川に沿って、約1,500mを下っていくという行程になる。


 クスコの朝は早い。午前6時前の出発に備えて、5時半には食堂で朝食である。

 このホテルに泊まっている人の多くは、これから一緒にマチュピチュに向かうので、ほとんどの人が同じごろに食堂にやって来る。

 クスコからマチュピチュに向かう列車は、クスコ発が06:40、07:42、08:25、09:05という4本しかない。

 マチュピチュでゆっくりと過ごそうと思うと、朝一番(06:40発)の列車がいいので、みんなそれを目指すのである。(列車は全席指定の事前予約制です。)


 6時15分ごろに駅に到着すると、駅舎の中はすでに大勢の観光客でごった返している。


 ホームにはすでに我われが乗る列車が停まっている。

 この駅が始発駅なので、みんな、ここから乗り込むのである。


 午前6時半。乗車開始。

 この列車はビスタドーム(Vistadome)といって、車両の天井部分もガラス張りになっていて、上空まで見渡すことができるようになっている。

 上空が見えることのありがたさは、マチュピチュに近づいてからわかった。


 午前10時前、マチュピチュ駅に到着。


 マチュピチュ駅のすぐ目の前に、ズドンとそびえるこの山のてっぺんが、空中都市マチュピチュである。

 こんなに近くから見上げても、空中都市の片りんさえ感じさせないのがすごいなあ。

 この場所から、空中都市マチュピチュまでの標高差は約400m。ここからはシャトルバスで約30分である。

ホテルでの朝食は果物から
ソーセージやごはんなど
カフェオレで締めくくる
旅行会社のバンでポロイ駅に移動
ポロイ駅に向かう途中、雪山が!
車窓には朝もやの牧場が広がる
7時過ぎにテーブルがセットされ
軽食が出される
デザートは必須なんですね
標高差がある場所でスイッチバック
周囲の山も高くなってきた
ウルバンバ川に沿って走る
唯一の途中駅、オリャンタイタンボ
山が高くなり天窓が効果を発揮
山頂に雪を頂く山も現れた
天窓からでも山頂が見えない
車内販売もやって来る
マチュピチュ駅前はお土産屋だらけ
駅前は温泉地のような風情だなあ
シャトルバスで空中都市に向かう

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