2015年3月8日日曜日

老舗レストラン「レイチ」で昼食

1882年創業のレストラン「レイチ」

 同期入社で、昨年10月からブラジルに来ていたW辺さんが、こちらでの仕事を終えて帰国することになったので、ブラジル記念として、1882年(日本は明治15年)創業の、ブラジルで最古のレストランと言われている「レイチ(Leite)」に行くことにした。

 この店は昼しか開いておらず(11:00~15:30の営業)、しかも土曜日は定休日なので、普通のサラリーマンは日曜日の昼に行くしかないのである。

 まずはビール(ボヘミア小瓶、8.20R$、324円)を飲み、カバーチャージ(Couvert artístico、クーベル・アルチースチコ、ひとり9.00R$、355円)の一部として出されたお通しのパンやオリーブなどをつまみながらメニューを選ぶ。

 通常のポルトガル語のメニューの他に、英語のメニューももらって、あれやこれやと検討するこの時間が楽しい。

 3人で3本のビールを飲み終えるころ、注文する品も決定。ポルトガル産の白ワイン(Monte dos Cabaços、モンチ・ドス・カバーソス、72.00R$、2,842円)ももらう。

 注文した品の第1号として出てきたのは、前菜の「干しダラのコロッケ」(Bolinho de Bacalhau、ボリーニョ・ジ・バカリャウ、1個6.50R$、257円)。オリーブオイルとタバスコをかけていただく。

 そして、それ以外の3品が、一気に登場した。

 ミックスサラダ(Salada mista、サラダ・ミスタ、39.00R$、1,539円)、シェフおすすめのエビ料理(Camarão especial、カマラオン・エスペシアウ、84.00R$、3,315円)、タコ入りライス(Arroz de Polvo、アホース・ジ・ポーウボ、75.00R$、2,960円)だ。

 シェフおすすめのエビ料理は、エビたっぷりのフェットチーネ(平麺のパスタ)といった感じ。小さく砕いたパルメザンチーズをかけていただくのがうまい。

 タコ入りライスは、リゾットのような、おじやのような。ごはんと一緒に煮込まれたタコの足がおいしい。

 取り皿を出してもらって、これら3品の料理を3人でシェアする。

 海外ではたいていそうだけど、ブラジルの人たちも、料理をシェアすることは少ない。ひとりずつ自分の料理を注文し、それぞれが自分の注文した料理を食べる。

 みんなで分け合ったほうが、いろんな料理が食べられていいと思うんだけれど、そうはしないんだなあ。食文化の違いなんだろうか。

 客層が落ち着いていて、店員さんたちの動きも軽快。とても居心地がいい。

 店内にはピアノで生演奏される音楽が流れてるんだけど、客の中に日本人がいると見るや、ジャズ風にアレンジした「君が代」や「さくらさくら」などをひいてくれる。

 デザートは、この店の名物であるチーズとバナナを焼いたデザート(Cartola pernambucana、カルトーラ・ペルナンブカーナ、15.00R$、592円)、店員さんおすすめのムース(Mousse crocante de castanha、ムーシ・クロカンチ・ジ・カスターニャ、15.00R$、592円)、そしてバニラ、チョコ、イチゴ、ココナッツの4種から2種が選べるアイスクリーム(Sorvete Fri Sabor、ソルベッチ・フリ・サボール、10.00R$、395円)は、チョコとイチゴを選択した。

 最後にエスプレッソ(Café expresso、カフェー・エスプレッソ、5.20R$、205円)をもらって〆。

 小計400.70R$に、10%のサービス料が加算されて、お勘定は3人で440.77R$(17,396円)、ひとり当たり146.92R$(5,799円)だった。


朝食: 「まごころ通信」で購入したカップ麺の賞味期限が、今年の5~6月ごろまでなので、けっこう一所懸命食べないといけない。なにしろ麺類は好きなので、これはむしろうれしい状況である。そんなわけで今日は、日清焼そばU.F.O.を選ぶ。久しぶりだなあ、U.F.O.。昔からこの焼きそばはうまいんだ。昨日作った、うずら玉子入りのヴィナグレッチに、ぶどうも追加したサラダと、いつもの青汁も添えて、野菜たっぷりの朝食となった。

昼食: 1882年に開店して以来、今年で創業133となる、ブラジル1の老舗レストラン「レイチ(Leite)」で食事。三日後に帰国するW辺さん、同じアパートのS木さんと3人。すぐとなりのテーブルでは、これまた同じアパートのO野さんご夫妻も食事中だった。

 食後は、古い刑務所を民芸品市場に改装した「カーサ・ダ・クートーラ(Casa da Cultura)」で買い物をし、古いレシフェ駅を使った鉄道博物館を見学したあと、電車で空港まで出て、バスに乗り換えてアパートに帰ってきた。電車から乗り換える場合には、バス料金が無料になるのがおもしろい。

夕食: レタスがけっこう残っていたので、レタスと厚揚げの味噌汁を作り、納豆と昨日のサラダもおかずにして、ごはんを食べる。レタスのシャキッとした食感がいいね!

日清焼そばU.F.O.
アパートで朝食
レストラン「レイチ」で昼食
バカリャウのコロッケ
シェフおすすめのエビ料理
タコ入りライス
ミックスサラダ
ポルトガル産の白ワイン
デザートのカルトーラ
デザートのアイスクリーム
デザートのムース
エスプレッソ
「カーサ・ダ・クートーラ」
民芸品売場
昔のレシフェ駅
内部は鉄道博物館(無料)
帰りはメトロで (10分間隔で運転)
アパートで夕食

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