2014年9月17日水曜日

見知らぬ目的地で路線バスを降りる

夜は公園の屋台「シュハスキーノ・バイアーノ」

 夜は、同じアパートに住んでいる人たちと3人で、公園の屋台「シュハスキーノ・バイアーノ」で、軽く一杯。

 何を食べても外れがないこの屋台。オヤジさんは、「この地でもう20年だよ!」と、うれしそうに胸を張る。(今日はおかあさんが休んでいて、焼き場担当のオヤジさんが接客までこなしています。)

 軽く一杯のつもりが、けっきょく3時間もたっぷりと飲んで、お勘定は3人で73R$(3,360円ほど)。こんなに飲んでも、ひとり25R$(1,150円ずつ)というこの安さも、人気の理由なんだろうな。

 そして今日も、先週末の経験値アップ第3弾。

 マールホテルに、仲間たち6人が集合したあと、ボア・ビアージェン広場のバス停で、古都オリンダ行きのバスを待ちます。

 ここからオリンダまでは、バスで30分ほど。料金は日曜日であれば、なんとひとり2R$(約100円)です。日曜日は半額程度の料金になる路線が多いようです。(タクシーで行くと80R$、4千円弱です。)

 ボア・ビアージェン広場は、この地区の観光の中心地でもあって、バス停もいくつもある。

 そこで、広場内にある観光案内所(といってもキオスク程度の大きさ)で、バス停の場所を聞いたり、オリンダの地図をもらったり。

 観光案内所は、英語が通じるんですね。

 ブラジル(少なくともレシフェ)では、普通の町なかでは、ほぼポルトガル語しか通じないといってもいい。レストランのメニュー、かなりの高級店以外は、ポルトガル語でしか書かれていません。

 私自身、英語はけっして得意じゃないけれど、ポルトガル語よりはよくわかる。

 ブラジルで困ったら、観光案内所ですね。これも経験値アップのポイントでした。

 あと、マールホテルのような高級ホテルも、フロントの人たちは英語が話せるようです。

 オリンダに直通で行けるバスは1時間に1本程度の割合でやって来る。

 予定していた時刻(グーグルマップで調べた時刻)から30分ほど遅れて、オリンダ行きのバスがやって来ましたが、すでに満員状態。

 本来は、前方ドアのみが乗り口なのですが、車内に人が多いため、降り口であるための中央ドア、後方ドアも開けて、「どこからでも乗ってください」状態です。

 この混雑は、けっきょくオリンダに到着するまで、ずっと続きました。

 オリンダが近づいてくると、降りるバス停を見つけなければならない。となりに座ってるおばちゃんに、「カルモ広場(オリンダの中心地)で降りたいんだけど」と話しかけると、そのおばちゃんが周りの人に、「この人たち、カルモ広場で降りたいんだって」と声をかけてくれて、すぐ近くに立ってるおじさんが、「カルモ広場なら、その先を左に曲がったところだ。次のバス停だ」と教えてくれます。

 治安が悪いブラジルながら、一般の人たちはとても人が良くて、話好き。ちょっと相談すれば、あれこれと力になってくれるのです。

 「ブラジル人はそうなんだよ」ということは、これまでも話には聞いていたのですが、実体験として実感したのは、これが初めてでした。

 そして、降りる場所の名前しか知らない初めての場所に、ちゃんと行きつくことができたというのも、大きな経験値アップのポイントになりました。


朝食: 煮込みソーセージ、クスクス、チーズ入りパン、スイカ、カフェオレ。煮込みソーセージの煮汁をたっぷりとかけたクスクスがうまいんだ。

昼食: 豚ロースの玉ネギ炒め、フェイジョン(煮茶豆)、アホス(ごはん)、ファロッファ(芋の粉)、スパゲティ、サラダ(トマトとニンジン)、チョコレートケーキ、ジュース。豚肉が大好きなのに、豚肉はときどきしか出ない。ほとんど牛肉で、次が鶏肉。ぐんと離れて3番目が豚肉。社員食堂では、その3種以外の肉は見かけない。(シュラスコ屋だと、キジやヒツジ、ヤギ、イノシシなども出る。)

夕食: 近所の屋台、「シュハスキーノ・バイアーノ」。創業20年になるとのこと。今日もカルジーニョ(小さい煮込み、3R$、140円ほど)から始まって、ミックス(牛、鶏、ソーセージで1本3.5R$、160円ほど)、手羽先(アシーニャ、1本3.5R$、160円ほど)、鶏ハツ(コラソン、1本3R$、140円ほど)などなど。飲み物はSKOLのロング缶(4R$、185円ほど)のあと、カニーニャ(カシャーサ+レモン、2R$、90円ほど)をたっぷりと。お勘定は3人で73R$(3,360円ほど)。

社員食堂の朝食
社員食堂の昼食
屋台でまずはカルジーニョ(煮込み)

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