2014年8月25日月曜日

クスクスに煮込み汁をかけて

社員食堂の朝食

 本来のクスクス(couscous)は、デュラム小麦を材料に作るつぶ状の食べもの。

 でも、ブラジルのクスクス(cuscuz)はキャッサバ(芋の一種)とトウモロコシの粉を用いて作ります。だから色も黄色が強い。

 そのままだと、パサパサ、モサモサしていて、食べにくいのですが、煮込みの汁などをかけると、その水分を吸収して、しっとりと食べやすくなる。しかも、煮汁の旨みまで吸い込むのでおいしいんです。

 今日の社員食堂の朝食は、そのクスクスと煮込みソーセージ。

 通常は、この煮込みソーセージを2本ずつ、お皿にのせてくれるのですが、あらかじめクスクスをたっぷりと皿に盛っていくと、食堂のおばちゃんが、こちらを見て「モーリョ?」と訊いてくれます。

 「モーリョ(molho)」というのは、煮込みの汁のこと。

 コクンとうなずくと、クスクスのてっぺんに、おたまに1杯分の煮汁をかけてくれます。これがうまいんだ!

 なかには、クスクスに砂糖と牛乳をたっぷりとかけて、シリアル風に食べている人もいます。それもそれでおいしそうです。


朝食: 煮込みソーセージ、クスクス、チーズ入りパン、バナナ、カフェオレ。夏風邪に打ち勝とうと、久しぶりに砂糖入りのカフェオレにしてみた。これで十分甘いのに、さらに砂糖を足して飲んでる人が多いんだよなあ。

昼食: 牛肉のベーコンソース煮、フェイジョン・コン・アホス(黒豆の煮豆かけごはん)、スパゲティ、サラダ、スイカ、ジュース。サラダ用の生野菜は4個ぐらいのバットで並んでいる。今日はニンジンを多めにとってきた。いろんなドレッシングが並んでるんだけど、最近はいつもお酢をかけるだけ。酸っぱさがうまいっ。

夕食: 土曜日に作った4人前のみそ汁(豆腐、ちくわ、わかめ)の最後の1杯を、スープ皿に注いで、スープ風にいただく。パンにはチーズとモルタデーラ(ハム)をはさんで。ブラジルのパンは、塩が効いてて、いいつまみになるんだけど、夏風邪がほぼ治りかけているので休肝日にした。

社員食堂の昼食
夕食はみそスープでパン

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